かにまみれ
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お泊りしてカニを堪能できるお宿は？
冬の味覚「かに」は、ご家族で「かにしゃぶ」をしたり、友達を集めての「かにパーティー」を開催したりと、手軽に楽しむことが出来るようになりました。
その背景には冷凍技術の進歩があり、冷凍でも十分にカニの鮮度を保てるようになりました。
しかし、水揚げされたばかりの新鮮な地物ズワイガニの美味しさは、やはり冷凍ものの比ではありません。
最高にうまい地物を味わうには、現地に行って食べるのが１番ですし、お泊りしてかに料理を味わえば、至福の時を過ごすことが出来ます。
地物ズワイガニを堪能できる有名なお宿はたくさんありますが、その中でもオススメできるお宿は、兵庫県柴山温泉の「かに楽座 甲羅戯」です。ここのかに料理を食べると他のお宿に行けなくなるほどです。
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兵庫県の柴山温泉「かに楽座 甲羅戯」
兵庫県の柴山港はズワイガニの水揚げでも全国的に有名な漁港で、ここで水揚げされたズワイガニを柴山ガニと呼んでいます。この柴山港でのかにの選別は100ランクに分けられていて、選別日本一です。
「甲羅戯」は、柴山漁港を見下ろす小高い場所に建っており、黄色い外観はお宿としての温かさを感じます。館内には、木彫作家の松田一戯氏が作ったセンスの良い作品が数多く展示されており、１階の玄関では「いらっしゃいませ！」とお出迎えをしてくれます。
この「甲羅戯」で出されるカニは絶品だと毎年利用するリピート客も多く、中でも１番がに（100ランクに選別されたカニの最上位）は別格のうまさとのことです。
かに刺し・かにしゃぶ・陶板焼き
こちらのお宿の「かに刺し」は、アク抜きを軽くした程度なので花が咲いていません。身は殻の中に入った状態なので外してから食べます。手で持ち殻から身を外すわけですが、ベロンと出てきた時の重量感がたまりません。醤油をちょんちょんと付けて、口を大きく開けて、吸い付くように食べるとネットリとしたとろける甘さが口いっぱいに広がります。
冷水に浸して花を咲かした刺身とでは、このネットリ感が違います。
「かにしゃぶ」は、かに刺しで食べるものを、お鍋の出汁でサササーっと泳がせます。タレはポン酢でも岩塩でもOK。薬味はネギにもみじおろしも付いているので、自分の好みでアレンジして食べます。熱を加えるので、刺身独特の食感（ネットリ感）はなくなりますが、その分カニの旨味は増します。刺身で食べてもしゃぶにして食べてもどちらでも良いのでお好みでどうぞ。
「焼かに」は有田焼きの陶板に入れて強火力で一気に蒸し焼きにする「陶板焼き」。これが実にうまい！
高い温度に加え、「陶板」ならではの重い蓋で圧力をかけることによって、かにがジューシーになり、旨味が濃縮されています。
塩加減も絶妙だし、これが出てきたらアツアツの状態で食べてもらいたいですね。
濃厚かにエキスで作るかに雑炊
かにしゃぶをした後のかにや野菜のエキスたっぷりのスープは濃い琥珀色になっています。かにの身（だき身の部分など）を残しておいて、たっぷり入れると贅沢な雑炊の出来上がりです。お漬物を食べながら、ふーふーして食べる雑炊の味は、シメに相応しい主役の「かに」を引き立たせるお鍋に入ったすべての具材のコンチェルトです。
もうお腹いっぱいで食べられないと思っていても不思議とお腹に入っていくうまさです。
文章では伝わらない美味さがここにはあります。
是非１度「甲羅戯」をご利用してみて下さいね。
【三吉 かに楽座 甲羅戯】
住所： 〒669-6431 兵庫県美方郡香美町香住区浦上３１２−１
電話:0796-37-0345
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